美術館巡りと音楽と

主に東京近辺の美術館、企画展巡りの徒然を。できればそこに添える音楽を。

2022-01-01から1年間の記事一覧

ヴァロットン 黒と白

コロナが少し落ち着いて以降、音楽エンタメにおいては海外アーティストの来日もバンバン増えており、嬉しい限りだ。 そして美術館においても、海外の美術館とのやりとりも再開できたのか、様々な企画展が開催されており、こちらも非常に嬉しい限りである。 …

鉄道と美術の150年 −時代の変化の渦中

現代においてはただの芸術の一つとして、ある種現実社会から切り離されたようなところにあると認識されているのかな、という絵画だが、かつては新聞のように最新情報を伝えるメディアだったり、教養を示すものだったり、あるいは神の言葉を伝える媒介だった…

印象派からエコール・ド・パリへ スイス プチ・パレ美術館展

最近あまり書けていないな、と気づいたのでちゃんと書く。 月に何度かはあいかわらず美術館に行っては絵を見てふむふむといっているのだけど、まとめるのがなかなか億劫になってしまっている。 頭の中の休養のような感じで観ているので、言語化にいたらない…

「沖縄復帰50年と1972」「近代日本のメディアにみる怪異」

昨日はふとネットで見かけた『近代日本のメディアにみる怪異』という企画展へ。 ポスターで浮世絵が使われており、それこそ昔はこの浮世絵がニュースメディア的に使われていたというのがあるため、そんなものを期待していた。 またタイトルも,私はメディア…

ふつうの系譜

この連休はひたすらゆっくりまったりしている。 元々遠出にあまり興味もないし、何か計画するとその通りにしたしないと気が済まなくなるタチなので、予定は立てずにその日その日で過ごしているが、強いて言えば趣味を謳歌したろ、という点くらいか。 音楽を…

生誕110年 香月泰男展

もう終わってしまったのだが、先日観に行った展覧会について。 香月泰男さんという人の回顧展で、昨年から全国巡回していたようだ。 私はこの人のこと自体知らなかったのだが、ちょいちょい足を運んでいる練馬区美術館だったし、個人に焦点を当てた企画展は…

絵画のゆくえ 2022

最近いまいち気持ちが盛り上がらず、あまり感情が動かない。 この3連休も何をするでもなく時間を過ごしてしまい、気がつけばもう最終日か。 まあ、こういう時は徹底だらだらすることが自分にとっていいと言うのは経験的にわかっているので、素直にだらだらし…